グランツ誕生

 

 プロとアマチュアの違いの一つは、音楽の楽しみ方です。ただ弾いて楽しい、揃っていて楽しい、楽器が鳴って楽しい、これらは本質ではありません。作曲家の意図を理解し、音楽による対話をすることを楽しむのが音楽です。それが実現できた時、音楽を楽しむ空間が演奏者にとどまらず広がっていきます

 

 

 Glanz弦楽合奏団は、このようなプロとアマチュアの隔たりを小さくし、若き音楽家が本当の音楽を学ぶ機会を提供するために立ち上がりました。ホルン奏者で指揮者の阪本正彦さん、コントラバス奏者の大黒屋宏昌さんが中心となって音楽の楽しみ方を伝えていきます

 

 

 ”楽しむとは楽をすることではありません。真剣だからこそ楽しめるのです。私たちは音楽を真剣に楽しみ、みなさんへ演奏を通して共有することを目指しています

(新 虎丸)